それでもやっぱり米国経済が最強「伝説のディーラー」藤巻健史氏が語る(後編)

5月29日配信レターで解説した通り、やはり日本銀行は6月16日に開かれる金融政策決定会合で利上げするようだ。全国紙各紙が10日朝刊で一斉に「1.0%に利上げ」と報じた。だが藤巻健史氏は「もはや焼石に水」と言う。その通りだろう。遅すぎる利上げに円安是正の力があるのかどうか疑わしい。すでに円はいくつもの防衛線を突破され、どこまで安くなるのかが見えない状況だ。藤巻氏インタビュー後編をお届けする。
原 真人 2026.06.12
読者限定
藤巻健史氏(ふじまき・たけし) 1950年生まれ、一橋大学卒、三井信託銀行を経て、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、東京支店長兼在日代表。同行会長から「伝説のディーラー」と称された。2000年、世界的に著名な投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務める。2013~19年、2024~25年に参院議員。現在はフジマキ・ジャパン代表取締役

藤巻健史氏(ふじまき・たけし) 1950年生まれ、一橋大学卒、三井信託銀行を経て、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、東京支店長兼在日代表。同行会長から「伝説のディーラー」と称された。2000年、世界的に著名な投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務める。2013~19年、2024~25年に参院議員。現在はフジマキ・ジャパン代表取締役

次の介入はまったく効かない

◆4月から5月の連休のさなか、日本政府は為替介入に動きました。しかし、すぐに1ドル=160円の超円安相場に戻ってしまいました。なぜ介入の効果がなかったのでしょうか?

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5540文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
「12人の怒れる自民党議員」/食料品の消費税減税に反対した志ある政治家...
読者限定
日米協調介入で露呈した円と日本国債の重大危機/消費税減税でますます円は...
読者限定
日銀の利上げ見送りと政府の為替介入の大矛盾
読者限定
円1弱を確定させる「高市円安」/1㌦=163円の原因は「有事のドル買い...
読者限定
骨太ショックで「PKO」にふたたび傾斜?/「社会主義的すぎる」日本の金...
サポートメンバー限定
【ご参考】「倒閣宣言」取材から/村上前総務相の白熱演説で使われた講演資...
読者限定
自民党最後の一言居士が放つ高市政権「倒閣宣言」/村上誠一郎前総務相の正...
読者限定
「プラザ合意」の歴史が反転か/ 戻らぬ円安と訪日客の多様化の背景