アベノミクスの「名付け親」になって起きたこと/リフレ派の猛攻撃がこうやって始まった
当ニュースレターを始めてから3カ月余。お蔭様でトータル閲覧者数15万人を突破、登録者数も3千人を超えました。今回は取材活動を応援していただいているサポートメンバーの皆様への感謝をこめた特別版です。今回は私がアベノミクスの「名付け親」になってしまった顛末について書きます。アベノミクスの支持者や支持メディアから相次ぎ攻撃を受けました。言論弾圧はこうやって始まるという実例です。
原 真人
2026.08.18
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「アベノミクス」の名付け親
高市早苗首相にとって安倍政権は政権運営の模範であり、経済政策では「アベノミクス」をモデルとしている。高市首相自身が自民党総裁選で「ニュー・アベノミクス」と訴えたのは象徴的だった。
アベノミクスとは、第2次安倍政権(2012~2020年)の経済政策を総称した呼び名だ。実はこの「アベノミクス」、ちょっとおこがましいのだが、名付け親は私だと言ってもいいかもしれない。少なくとも新聞に「アベノミクス」という見出しを付けた記事を書いたのは、私が初めてだった。
2012年12月19日、朝日新聞の朝刊1面に書いた「アベノミクス 高成長の幻を追うな」(下に一部を掲載)という記事がそれだ。安倍総裁率いる自民党が衆院選で大勝利を収め、民主党から政権を奪い返した、その選挙の投開票日から3日後のことだった。