「ご心配には及ばない」高市首相の言葉は信用できるか/実はかなり心配な日本の財政の未来
野党からいくら異論反論を浴びようが、自らの公約実行のメンツのために食料品の消費税減税の実現に突っ走る高市早苗首相。2年間に必要な財源10兆円の工面方法を聞かれても「ご心配には及びません」の一点張りだ。どこをどう見回してもそんな巨大な財源は見当たらない。「あとは全権委任しろ」とばかりに国会を乗り切ろうとする高市政権の運営手法は危うい。このままではそう遠くない先に何らかの形で財政危機を迎えかねない。
原 真人
2026.10.23
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ずさんな首相の国会答弁(心の中の本音を読み解くと…)

イラストは原案・筆者、作画はChatGPT(生成AI)
このような乱暴な国会運営がなぜ許されているのか。もちろん国会で野党からの攻撃的な質問に首相や閣僚たちがのらりくらりとした答弁を繰り返す様は今に始まった話ではない。昔からよくある話だ。それにしても高市首相の答弁はあまりにずさん、あまりに乱暴すぎる。
にもかかわらず野党の批判もメディアの批判記事も、どこか手ぬるい気がする。高市政権が高支持率を維持していることを気にし過ぎてはいないだろうか。
今国会で絶対に認めてはいけないのは、食料品の消費税率1%への減税や関連給付金の法案について、2年間で必要となる10兆円の財源の捻出方法を確かめないまま、法案を通してしまうことである。